Ergodox ハードウェアシリーズ (キーキャップ 1)

Posted by YpsilonTAKAI On 2016年10月30日日曜日 0 コメント

キーキャップ

キーボードを自作するとき、どんなキーキャップにするかはデザイン上・実用上大事なポイントになるわけですが、今回Ergodoxを作ってみると、最もコストのかかる部分でもあることが判明しております。へたすると、コストの5割以上になってしまいます。

使ったもの

今回は、ジャンクのキーボードを入手して、そこから取ったものを使いました。
ジャンクといっても、メカニカルキーボードのジャンクはなかなか手に入りませんよ。



これです。 そこそこ古いものなので、なんと2色成形のしっかりしたものです。
外したものを段ごとに仕訳して並べています。


そしてこれを、キーボードにはめていくわけですが、ここで問題が一つ。
前にも書きましたが、日頃Dvorak配列を使っています。

なので、入手したキーボードとキーの印字の並びが異なるわけです。では、思ったとおりに並び変えればいいかというとそういうわけにもいきません。 ノートパソコンのキーボードでなければ大抵のキーボードは、段ごとにキーの形が異なります。これは、打ちやすようにという配慮のためなのですが、このために、段をまたいだキーの入れ替えはできないのです。手元にあるキーキャップでDvorak配列に並べることはできないということになるのですが、実はあまり困りません。 キーボードを使うときに、キーの印字などは見ていないからです。

ということで、キーキャップは好きなように並べてみました。




- 最上段の数字と記号の列は、Dvorakでも変りないので、そのまま。
- 右手のアルファベットの部分は、レイヤー2のNumPadの並び。ただし、4と5は、5のポッチを生かすために入れ替えてある。
- 左手のアルファベットの部分は基本ばらばら。名前が入れてみたりしてます。 ZXCVBの行はそのままにしてありますが、このようなアサインにはなっていませんし、ショートカットにも使っていません。 ただのきまぐれです。
- 親指にある2uのキーは、Kinesisにあるような角度のついたものがちょうど2つあったので、それを配置しています。

Kinesisと比較


さて、組みたててみたわけですが、普段使っているKinesisと較べてみると大きなところでは2つ違いがあります。

親指クラスターが1キー分くらい遠い感じがする

親指の部分はKinesiseだと、ホームポジションに手を置いたときに、親指が一番内側のキーに乗るくらいの感じなのですが、Ergodoxだと、その内側の何もないところに親指が来る感じになります。
基本的なキーアサインをKinesisと同じにしていので、ちょっと誤爆します。
そんなとこもあって、角度の付いているキーを場所はKinesisと違って一番内側にしてあります。

親指と残りに段差がない

4本指がわが掘れていないので、Kinesisと較べて親指でキーを押しながら他のキーを押すときに、ちょっと蒸りな曲げ方になってしまう。 親指と薬指を両方上げるような曲げ方です。
だいぶ慣れてきましたが、手の甲に違和感がありました。


どちらも、もう少し使って慣れてくるとちょっと変るかもしれません。
また、今のとこキーボードは傾けずに使っていますので、調整していくと変るかもしれません。


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