Logicool(Logitech) T650 のファームウェアアップデート

Posted by YpsilonTAKAI On 2014年3月2日日曜日 0 コメント
最近使っている、Logicool(Logitech)のタッチパッド T650のファームウェアがアップデートされて Linuxでも使いやすくなったので、お知らせです。
この変更で、Windowsでも使いやすくなっていると思います。

アップデートの方法

Logicoolのサイトからあたらしいファームウェアを入手できます。
あとは、手順の通りにすればアップデートできます。 ただし、このアップデートはLogicool の Unifying Software が必要なので、Windowsマシンが必要です。

あと、アップデード手順2番目で、入手したファームウェアを実行するのですが、このとき何も起きないのにちょっと戸惑いました。 何も起きませんが、ちゃんと新しいファームウェアがどこかに展開されているらしく、そのまま進めて大丈夫でした。

こういうデバイスに限らず、ファームウェアがアップデートできるよ!っていうデバイスは多いのですが、このように実際にユーザーの要望に答える機能追加が行なわれるのはすばらしいことだと思います。

何が変る?

これまで、T650には、デフォルトで「タップでクリックする」機能が無く、 クリックするためには、パッド全体を押し込む必要がありました。タップは、ノートパソコンなどについているタッチパッドでは普通の機能ですよね?

タップでクリックは全く使えないわけではなく、SetPointというドライバソフトをPCに入れれば使えました。でも、このSetPointはWindows版しかなく、Linux(多分Macも)では、タップでクリック機能を使うことができませんでした。

今回のファームウェアアップデートで以下のようなタップ関連機能が追加され、SetPoint無しで使えるようになります。
  • Adds single tap to click
  • Adds double tap to double click
  • Adds 2-finger tap to right click
  • Adds 2-finger click to right click
  • Adds 3-finger tap to middle click
  • Adds 1-finger tap on right bottom corner to right-click
  • Adds single finger tap n' hold to left-click and drag
  • When mechanical click is pressed, edge-gestures are disabled
もともとこの他にも、2本指での上下左右スクロールや、3本指での進む戻るなどのジェスチャーは対応されていたので、このファームウェアのアップデートで、LinuxでもT650をかなり快適に使えるようになりました。


T650について

Logicool T650 は多きめのタッチパッドで、各種マルチタッチのジェスチャーに対応しているところがこれまでのものとの大きな違いです。

去年の秋まで、ずっとポインティングデバイスはトラックボールを使っていたのですが、持ち運び用のものに難を感じていました。 仕事場はキーボードもポインティングデバイスも持ち込みに規制がないので、好きなものを使っているのですが、仕事柄、出張などで長期間別の場所で作業しなければならないことも多く、かさばるトラックボールを持ち歩きたくないなぁと常々思ってました。

去年の秋ごろ、T650の記事を見て多きめのトラックパッドで、マルチポイントのいろいろなジェスチャーに対応しているということろに興味が湧きました。
Win8こそ使っていませんが、スマホでジェスチャーの使いやすさは知っています。
また、手首の負担はトラックボールよりもさらに小さいといいます。

実際に使ってみると、かなり快適です。 おすすめ。





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