
キーキャップ
キーボードを自作するとき、どんなキーキャップにするかはデザイン上・実用上大事なポイントになるわけですが、今回Ergodoxを作ってみると、最もコストのかかる部分でもあることが判明しております。へたすると、コストの5割以上になってしまいます。
使ったもの
今回は、ジャンクのキーボードを入手して、そこから取ったものを使いました。
ジャンクといっても、メカニカルキーボードのジャンクはなかなか手に入りませんよ。
これです。 そこそこ古いものなので、なんと2色成形のしっかりしたものです。
外したものを段ごとに仕訳して並べています。
そしてこれを、キーボードにはめていくわけですが、ここで問題が一つ。
前にも書きましたが、日頃Dvorak配列を使っています。
なので、入手したキーボードとキーの印字の並びが異なるわけです。では、思ったとおりに並び変えればいいかというとそういうわけにもいきません。...

唐突ですがErgodoxできました。
土曜日にケースのアクリルをカットして、夕方組み立てました。
この記事もそのErgodoxで書いています。
現状の仕上がりはこんな感じです。
キーキャップの詳しい話はそのうちするつもりですが、アルファベット部分の配列がぐちゃぐちゃなのは、僕がDvorak使いであって、しかも、とりあえず入手したキーキャップがビンテージもののCherryプロファイルでダブルショットのQWERTY配列のものだったので、QWERTYに並べるのが負けのような気がしたためです。
左手側は、プロファイルが崩れない範囲で組み変えてますが、各段の右手側は、レイヤー2に入っているNumパッドの配列をベースにしています。...

ディスプレイ改造
付けることにしたディスプレーは、Seeed Studioってところのものです。
この会社、今回始めて知ったんですが、基板そのものとか、基板に何か実装したものとか、そういうものを請け負って作っているところのようです。
また、製品として、Arduinoの周辺機器とかも作っているのですが、その流れで、Groveという共通規格を打ち出して、それに沿ったセンサーボードとか、モータードライバーとかいろいろ出しています。
今回のディスプレーもそのGrove規格のもので、生のディスプレーとコントローラだけだと面倒な電源回りとかを処理してI2Cだけつなげ...

届いた
Massdropで頼んだGateronの茶軸のスイッチが届きました。
9/22に発送されて、9/29に自宅に到着なので、想像以上に早かったですね。
パッケージの下のほうがへこんでいますが、海外からの荷物だとこれくらいは普通ですね。
中には緩衝材があってこんなサイズの箱がいきなり入っていて、中にはぎっしりスイッチが入っています。
いきなりなので、ちょっとびっくりしましたが、これで十分ですね。
Gateronのスイッチは見るのもはじめてですが、しっかりした感じです。
10個くらい出して押しくらべてみましたが、そういうレベルでの品質のばらつきは無いようです。
本家Cherryの茶軸と較べて..と言いたいところですが、Cherryの単体のスイッチは持ってないし、キーボードに付いているものと較べられません。
ということで、使った感触は付けてから評価しましょう。
Massdropの配送
問題の無かかった配送について。
Massdropは普通のネットショッピングと違って、注文数によって価格が異なり、また、注文数が確定してから販売者/製造者に発注するという形式なので、注文してから入手できるまでに時間がかかります。
今回は...